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愛されるブランドの作り方2021【国内編】

愛されるブランドの作り方2021【国内編】

毎年発行している「世界に学ぶ、愛されるブランドの作り方 2021」レポートが6月8日に発行いたしました。コロナ禍で新たなチャンスを見つけ、危機からの脱出に向けてこれまで以上に力を発揮している企業の活動ををレポート内では事例と共に解説しております。是非今後のブランディング活動にお役立て下さい。

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今回のブログでは、日本国内で愛されるブランドとしてご活躍されている企業をご紹介します!コロナ禍による影響がまだ国内では残るなか、試されるブランドとしての『愛され力』はどこにあるのでしょうか?SNS分析で見えた国内の愛されるブランドの今を解説していきますので、是非ご覧ください!

キリンㅣKIRIN

『KIRIN一番搾り』は国内外を問わず誰もが知るKIRIN社のビックブランドの一つです。しかしながら、新型コロナウィルスの影響で大きな打撃を受けたブランドでもあります。長引く外出自粛により、飲食店向けの業務用ビールの売上の激減、顧客のビールとの接点の変化、運動不足から健康志向へとニーズは変化する中で、KIRIN社ははどのようにして「愛されるブランド」を保ち続けているのでしょうか。それでは、SNS分析した結果を見ていきましょう。

※分析対象期間を2020年12月~2021年6月までを分析対象とし、「Kirin」というキーワードを使用し、分析した結果になります。あくまでも一般公開されているSNS、オンラインデータの結果を基に分析しております。

まずは、下のテーマクラウドをご覧ください。

KRINテーマクラウド

『#一番搾りだから美味しい糖質ゼロ』というキーワードが目を引きます。これは、2020年10月に販売開始の新商品『一番搾り 糖質ゼロ』のプロモーションキャンペーンの反響になります。健康を気にかける顧客ニーズに応えた業界初の糖質ゼロに成功した商品です。

また、下記のTwitter投稿にも見られるように「糖質ゼロ」および「おいしい」というキーワードを含む投稿からも、高まる健康志向ニーズを十分に満たしていることが確認できます。

さらに、先程テーマクラウドにて『応募』『抽選』『当たる』などといったキーワードが紐付いています。これは、KIRIN社が打ち出したオンラインを活用した商品プロモーションキャンペーン「デジタルクーポンプレゼントキャンペーン」が顧客に広く認知され、好評を得ていることを意味します。

KRINテーマクラウド

KIRIN社はSmartNewsサンプリング広告を活用し、オンライン上で抽選を行い、当選者には提携店での商品引換オンラインクーポンを発行を行いました。このキャンペーンは、たとえ抽選に外れても、SNSでシェアをすることで再抽選に挑戦できる機能があり、キャンペーンの広範囲の拡散に成功し、商品の認知度向上、さらには顧客の取り戻しに成功しています。

実際に引き換えを行った当選者からはポジティブな意見が投稿され、さらにキャンペーンの宣伝も行われます。KIRIN社の例に見るように、コロナ禍における顧客との接点やコミニュケーションのシフトを行うことで、顧客のニーズに応え、良い関係を構築することが可能です。そしてそれが「愛され力」のあるブランドを作り上げます。

味の素ㅣAJINOMOTO

続いては、国民的ブランドである味の素社のご紹介です。

Talkwalkerでは、自社開発したAIエンジンを活用し、ポジティブ、ネガティブそしてそのどちらでもないニュートラルな感情を識別するセンチメント分析ができます。Talkwalkerでは、ポジティブは緑色、ネガティブは赤色、そしてニュートラルな感情は黄色で表示されます。

※下記は分析対象期間を2020年12月~2021年6月までを分析対象とし、「Ajinomoto」というキーワードを使用し、分析した結果になります。あくまでも一般公開されているSNS、オンラインデータの結果を基に分析しております。

味の素社が消費者から愛される理由をSNS分析で解析

上記ご覧頂けます通り、ポジティブの緑色が多くなっており、中に「嬉しい、大好き、おいしい」といったポジティブに捉えられるキーワードが見えます。

これらのキーワードを掘り下げていくと、下記のような投稿が多く見られました。

これは味の素社が2020年12月に実施したCMキャンペーンに対してのコメントでもあり、この企画がとても好評だったことが分かります。

このように、キャンペーンの反応やセンチメントを分析することでキャンペーン自体の結果や消費者の反応をリアルタイムに捉えることでより最適化を測ることができます。コロナ禍で、店頭で対面での接客に制限がかかる状況下では、SNSやオンライン上で顧客の声を拾い、分析することがとても重要なカギとなります。

味の素社は、国民的アイドルを起用して成功したキャンペーンでさらにブランドとしての「愛され力」を強化することができたと言えます。

塩野義製薬ㅣSHIONOGI

さて、続いてはワクチン接種が海外では積極的に展開している中、日本国内では、国産ワクチンの需要が高まって来ています。そのなかで第一線でワクチン開発に取り組んでいた塩野義製薬社では、国産ワクチンの臨床試験が昨年12月にスタートし、今年の2月にその様子がニュースで公開されました。

このニュースの反響はとても高く、下記の図から見てわかる通り、エンゲージメントを6万6千件以上獲得しています。

塩野義製薬社が消費者から愛される理由をSNS分析で解析

SNS上に上がっている投稿からも、国内ワクチンの需要の高まりが急速に伸びてきていることが分かります。

国民の期待値が高まる中、最前線でワクチン開発に取り組まれている塩野義製薬社は今後間違いなく「愛され力」を最大限に獲得してくブランドとして認知されるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回ご紹介した事例はほんの一部になります。

6月8日に公開しました『世界に学ぶ、愛されるブランドの作り方2021』では、分析調査期間を2020年7月~2021年4月までを対象とし、30の業界を跨いだ全世界のブランド企業1228社のデータを分析しました。計測方法として、エンゲージメントや感情を識別するセンチメント分析、そして喜びや好きというキーワードをもとに愛されている指標を計測しております。

レポート内では、コロナ禍で新たなチャンスを見つけ、危機からの脱出に向けてこれまで以上に力を発揮しているグローバルブランドのSNS戦略やマーケティング活動の詳細を解説しております。是非ご覧ください!

世界に学ぶ愛されるブランドの作り方2021レポートはこちらからダウンロードできます。